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ヒラソーダ

 一般にソーダガツオと呼ばれていますが、ヒラソーダとマルソーダがいます。体がやや平たいのがヒラソーダ、やや丸みがあるのがマルソーダです。また、ヒラソーダはスマと類似していますが、お腹に黒い斑点があるかないかで判別し、斑点があると大事に持ち帰っていますが、ヒラソーダも美味しいお魚です。マルソーダは余り美味しくなく、生食を避けたほうが無難です。
 釣れるサイズは1Kg前後が標準ですが、たまに1.5~2Kgクラスがいます。1Kgをこえると脂が乗って美味しくなりますが、晩秋が一番脂が乗って美味しくなります。釣れたら直ぐにしめて血抜きをし、できれば氷水で身を引き締めて、持ち帰れば最高です。ヒラソーダはスマに比べ血合いの部分が多いですが、血合いもなかなか美味しく食べられます。スマに比べて全体的に赤みを帯びていますが、鮮度が高いものは、冷凍マグロの赤身より美味しいかもしれません。

  お刺身
hirasodasasimi
1Kg前後のヒラソーダは、適度に脂が乗っていてヒラマサなどと比べると異なる美味しさがあります。薄切りではなく、少し厚く切って食べてください。釣れたては、もちもちした歯ごたえと噛んでいると口の中に美味しさが広がります。血合いの部分も美味しいので切り落とさないで食べてみてください。
作り方:
(1)お腹を割いて内臓を取り出し、背びれを落とします。(2)3枚におろします。(3)お腹の骨を取り除き、皮を引きます。皮が薄く、身が丸いので皮を引くのが難しいので、縦半分に切ると、皮が引きやすくなります。皮の裏が脂が一番ありますのでギリギリで引いてください(4)少し厚めに切ってください。ワサビ、生姜醤油で食べますが、マヨネーズ醤油も一度試してみてはいかがでしょうか。
  漬け
  お刺身にする前の冊を、醤油、酒、味りんをお好みに合せた中に1~2時間漬けた後、少し薄く切って、熱々のご飯に乗せて食べます。お刺身が残ったときにも適用できます。
作り方:
(1)お刺身と同じに冊にします(2)醤油、酒、味りん(6:2:1)をお好みに合せて、冊のまま、1~2時間漬けてください。浸けすぎると身が硬くなりますので、漬け汁から取り出して冷蔵庫で保存してください。(3)食べやすい大きさに切ってください。
  味噌づけ
  たくさん釣れたときに保存する方法です。と言ってもお刺身とはことなる美味しさです。味噌とカツオの相性は抜群です。
材料:
ヒラソーダ3~4匹、味噌500g、酒 大さじ1~2、ミリン 大さじ1~2
作り方:
(1)お腹を割いて内臓を取り出し、背びれを落とします。(2)3枚におろします。大きい魚は5枚におろします。(3)味噌に少量のお酒とミリンを加えて柔らかくします。(4)カツオに味噌を塗りつけ、保存容器に順に重ねます。(5)ペーパータオルを上に引き、冷蔵庫で1~2日程度、漬け込みます。(6)身の表面の味噌を少し落とし、焼けばできあがりです。
だんだん味が染みますが、1週間程度は保存できます

 

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