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ウスバハギ

エサ盗り名人のカワハギ、ウマヅラハギと同じ仲間ですが、カワハギと異なり、嬉しくない外道の代表格です。ところが釣ろうとするとなかなか難しく、鋭い歯で5号ハリスを切られることがしばしばあります。また、折角釣り上げたウスバハギを持ち帰る人は意外と少ないようです。年によっては海一面にウスバハギが群れをなし、尾長メジナを狙っているときにはやっかいな外道ですが、食べ方によっては、尾長メジナに引けをとらない美味しい魚です。
 まったく癖がない白身をしていますので、三枚におろして薄皮を取って薄作りでポン酢で食べたり、ちり鍋にしたりとバリエーションが楽しめます。ここでは、イサキに比べ格段に美味しいバター焼きとフライを紹介します。

  バター焼き
UsubaBata-yaki
少し大きくなると1Kgをこえるので1匹あれば十分なバター焼きを作ることができます。淡白身なのでバターを吸って大変美味しくなります。外道と言って放流していたのがもったいなかったと感じること間違いありません。
作り方:
(1)ツノのところに包丁を少しいれ、折るようにして頭と内臓を取ります。(2)切り口から皮を後に剥ぐように引っ張ります。バター焼きは薄皮は取らなくても大丈夫です。(3)3枚におろします。(4)包丁を斜めにして4~5cmぐらいの大きさに切り分けます。(5)塩、コショウをした身に小麦粉をまぶします。(6)フライパンにバターを入れて、熔けたら(5)を入れて両面を小麦色に焼いてできあがりです。焼きたても食べてください。
  薄造り
  薄造りで食べるときは内臓がいたみやすいので氷を入れたクーラーボックスで保存して持ち帰ってください。
作り方:
(1)ツノのところに包丁を少しいれ、折るようにして頭と内臓を取ります。(2)切り口から皮を後に剥ぐように引っ張ります。(3)3枚におろして薄皮も丁寧に取り除いきます。(4)カワハギのように薄く切ります。(5)紅葉おろしにポン酢を入れて食べます。
  フライ
  さくどりした身を3~4cmの幅で斜めに切り、フライにすると揚げたてはふわふわ柔らかく、とても美味しいです。
作り方:
(1)ツノのところに包丁を少しいれ、折るようにして頭と内臓を取ります。(2)切り口から皮を後に剥ぐように引っ張ります。フライは薄皮は取らなくても大丈夫です。(3)3枚におろします。(4)包丁を斜めにして3~4cmぐらいの大きさに切り分けます。(5)切り身に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付け、中温(170~180℃)で揚げます。(6)
浮き上がってきたら裏返し、2~3分、カラリ揚げてください。ホワイトソースをかけて、揚げたての熱いうちに食べてください。

 

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